出産内祝いのルーツを知りましょう

出産内祝いのルーツを知りましょう

2017年04月14日 11:14

元来は「内祝い」とは「喜びのお裾分け」

内祝いという言葉は様々な生活シーンで耳にします。意味は「内輪のお祝い」です。
身内・家族・親しい人たちの人間関係の中でうれしかったことの喜びを分かちあう、という事ですね。

内祝いの「内」の語源は「家(うち)」から来ているため、つまりは「我が家でおめでたいことがあったから、その気持ちを皆さまと分かち合いたい」という意味合いなのです。

同様に出産内祝いは「喜びをお裾分けして一緒に喜んで祝っていただく」のが本来の意味であり、「お祝いのお返し」という意味合いではありませんでした。

つまり、昔はお祝いをいただかなくても身近な人たちに品物を贈っていたのですね。
赤ちゃんが誕生した報告と挨拶のために、赤飯や紅白のお餅を親戚やご近所に配っていたのが、元来の出産内祝いになります。

ですが時代とともに風習も変わり、現在では「出産内祝い=出産祝いのお返し」という意味合いが強くなったのです。

両親に出産祝いのお返しはマナー上は不要

さて、出産内祝いでよく聞かれる質問として、
「両親から貰った出産祝いのお返しはどうすればいいの?」
「出産内祝いを要らないと言われた場合はどうすればいいの?」
などの質問が多く聞かれるのですが、 上記の語源をベースに考えると、おのずと答えが分かってくるのではないでしょうか?

まず、両親への出産祝いのお返しですが、マナー上は必要ないと言われています。

両親からの出産祝いは社交辞令ではなく本心ですし、両親は家族ですので、語源で言うところの「皆様」ではなく「我が家」に含まれますよね。
また、子どもに金銭的な負担をかけたくないのが親の思いもあります。
実際に聞いてみても、多くの親が「お金は生まれた孫のために使ってあげたい」と言うものなのです。

ですが、感謝の気持ちを伝えたいのであれば是非、両親にもお返しをするといいでしょう。
その際の金額ですが、身内ですので貰った品物の三分の一以下でも問題ありません。

要らないといわれた場合、感謝の意味を込めて内祝いを贈る

大切なことは通常の出産内祝いと同様に、感謝の気持ちを伝える事、そして貰って嬉しいものを贈る事です。
義父母で何をあげればいいのか分からない場合はパートナーに聞くなどして、相手が喜びそうな品物を選んであげるといいでしょう。

両親であれば、なにも贈り物にこだわる必要はありません。
食べ始めのお祝いに両家を料亭やホテルのレストランに招待してご馳走する、なども素敵ですね。
ご両親としても孫の誕生ですので、きっと自分のことのようによろこんでいただけます。

また、友達などから「お返しは必要ないよ」と言われた場合について。
この場合も、是非お返しをすると良いでしょう。
元々の出産内祝いとは「貰ったから返す」ものではなく「誕生の喜びを分かち合う」ためのものなのですから、要らないといわれた場合も感謝の気持ちをこめて出産内祝いを贈ることが出来れば素敵ですよね。

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